JRの駅で貰った冊子を見て是非行って観たかった奈良国立博物館に昨日行く事が出来ました。仏像にはいろいろありますが、どこの寺などに行っても不思議と心が洗われ落ち着くのは私だけではないと思います。独特な髪形、衣服、お顔、色彩などこれらを丁寧に解説される機会はあまりなかったように思います。会場入って、奈良元興寺の国宝薬師如来像を見ることに・・・、薬師像は病気平癒の仏像とはよく知られていますが、如来とは悟りを開いたと言う事、そこを目指す仏を菩薩とガイドは説明していました。面白かったのは、浄瑠璃寺の馬頭観音菩薩像。恐ろしいぐらいの怒った顔、これは聞き分けのない無い庶民に助けたい真意を分かってくれと怖い顔をしているとか、千手観音のように元来仏像は人間を助けるのを目的とされてる解説していました。手のかたち「印相」も「説法印」「来迎印」などパネルにして説明していました。最後のコーナー『みほとけの宇宙』仏像だけでなく、人間は広大な宇宙を旅する個人、その魂は何回も輪廻し磨かれていきます。私はまだまだ自分本位で口だけのこともありますが、せめて周りの人達に嫌な気分にされないよう生きていきたいと思いながら会場を後にしました。本当にいい展覧会でした。9月16日までです。昨日の歩数7318歩
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