国立近代美術館に行きました。「ドガを魅了した印象派の女性画家」と副題が付いた彼女の展覧会に行きました。1844年アメリカに生まれます。21歳でパリに渡りますが、当時美術学校の女性の入学を許されず、もっぱらルーブル美術館へ通い模写で腕を磨きます。やがてドガに才能を見出さられ印象派の仲間に。一般に彼女を母子像の画家と言われ初期の『眠たい子どもを沐浴させる母親』をはじめ母子を暖かい眼差しで捉えた作品が多いですが、実は彼女は生涯独身だったとか、だからこそこれらの作品を遺せたと私は思います。特に『ランプの明かりのもとで編み物』はドガと始めた素描研究の成果、黒と白だけであのような作品が…感動しました。他に浮世絵の影響を受けた作品など・・・一見の価値ある展覧会だと思います。12月4日までです。昨日の歩数6358歩
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