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2009年11月18日(水) 
先日、文化センターで桐野夏生氏の『女神記』が第19回紫式部文化賞の授賞式がありました。喜びの声の求めに応じ桐野氏の話しに少し興味を持ちました。「自分の作品をすべて読んでくれるいわゆる『追っかけ読者』があるのはとてもありがたい反面、自分のすべての心を見透かされたようで怖いし恥ずかしい」と。以前私の先生が本音を書くのはとても勇気がいるが恥ずかしいことなんだよと教えてもらいました。体育教師で大怪我の後、口でくわえた絵筆で多くの作品を生み出す、画家で詩人の星野富弘氏、彼の初期作品で『2番目に言いたいことしか人には言えない』がありましたが、最近になって別の解釈もできるようになりました。一番言いたい事を胸にしまってそこに映し出される風景を文字する、これが楽しく書くコツではないでしょうか。
閲覧数2,328 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2009/11/18 15:31
公開範囲外部公開
コメント(4)
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  • 2009/11/19 00:44
    桐野夏生さんの、コメントは、素晴らしかったですね。
    心情を、吐露しつつ、謙虚さを失わない。
    好感を持ちました。

    文章を書きたいだけの人間が、文章で食べて生きたいと願い、それが叶ったら・・・。
    夏目漱石の、先生と、書生さんを思い出しながら聞いていました。
    次項有
  • 2009/11/18 22:29
    素敵な日記とコメントを読ませていただきました。
    次項有
  • 2009/11/18 20:34
    ヒッチさん

    こんばんは。

    書く事はそもそも、楽しい事ですね。

    理屈抜きで、書くことは快感です。

    人間存在で、書くことの比重は、重い
    と思います。
    次項有
  • 2009/11/18 16:29
    おいでになっていたんですか!
    私もいました。そして、そのお話に深く感銘を受けました。

    私の主人は、私がこうしてブログを書くことをよく揶揄します。その理由は「プライベートの切り売りのどこが楽しい」です。
    一面を見ればそうにちがいありません。でも、こうして心の一端を描くときに楽しく、嬉しく書いているばかりではありません。やはり恥ずかしいこともあるし、考えあぐねることもあるし、もっといえば、星野さんと同じで「2番目に言いたいこと」しか書いていません・・・
    ということをわかってはくれません。
    それだからこそ、でしょうか、桐野さんの話はとても頷けて納得して感銘を受けるお話だったと思います。

    こはたノたかしさんがおっしゃっている「一番言いたい事を胸にしまってそこに映し出される風景を文字する、これが楽しく書くコツではないでしょうか」という言葉に、また別の感銘を受けました。ありがとう!
    次項有
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