1,793万kW/2,233万kW (09/26 19:00)
80%
■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://www.sns.ochatt.jp/blog/blog.php?com_so=DESC&key=902510
2012年01月09日(月) 
新春6日から高島屋で始まった犬塚勉展、昨日行きました。1949年生まれた犬塚は、東京学芸大学院を卒業後、美術教師の傍ら自然の風景や妻陽子などの人物から始めます。やがて、仏像とデパートリーを広げ、辿り着いたのは住居のある多摩や山の自然を描くことでした。たとえば、『ひぐらしの鳴く』では、全く蜩を描かないで、緑の草原から鳴き声が聞こえてくるのは、彼の腕だとおもいました。そして、副題にもある魂を揺り動かす作品はやっぱり山。制作中の谷川岳の滝の流れをもう1度見てくると妻に言い残して・・・急に天候が変化し38歳の若さで遭難死したといいます。犬塚勉の名はほとんど知られなかったけど、没後20年の2009年に放送された『日曜美術館』で全国的に知られるようになったそうです。もちろん京都初公開で、絶筆の『暗く深き渓谷の入口1』だけでも、観る価値があると思いました。23日までです。



閲覧数1,567 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2012/01/09 15:13
公開範囲外部公開
コメント(2)
時系列表示返信表示日付順
  • 2012/01/09 21:37
    NOSSYさん
    今日見てきました。
    晩年の細密画より初期の作品に惹かれました。
    個人的な感想ですが細密画はまだ未完成の感じが否めません。
    アメリカのアンドリュー・ワイエスを連想しましたが、それを越える絵が見たかった。
    しかし絵はすべてにわたって魅力的です。
    夭折が惜しまれます。
    次項有
  • 2012/01/09 18:50
    patariroさん
    観てみたいです。お知らせありがとうございます。
    次項有
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
こはたノたかしさん
[一言]
■この日はどんな日
書き込みはありませんでした。
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み