こんばんは
コローですか。好きです。ちょっと暗めのキャンバスですが。どんな風なのかな?
竹内栖鳳の絵はとても魅力的ですね。
昨日、市美術館に行きました。料理屋の息子として生まれた彼、馴染客の描いた『杜若』を見て筆1本で生み出せる世界に感動を憶えます。さっそく、四条派の幸野媒嶺に弟子入り、会場では、処女作『芙蓉』から・・・18歳のこの作品、まだ本名で署名していました。栖鳳も師からつけてもらったとか、師から徹底的に模写を学びます。そして、雪舟の模写するうち、「狩野派」や「円山派」の画風も独学しました。やがて、36歳、ヨーロッパに留学、スケッチに徹します。帰国後スケッチをもとに描いたライオンまだ日本では動物園は皆無だっだそうですが、彼の描いた描いたライオン襲い来るような恐ろしさでした。又、西洋画、特にコローの画風も取り入れた作品も描きます。また、留学時見た裸体スケッチ、日本でも試みようと職業女性に着物を脱がせ・・・女が見せる恥じらいの瞬間、『絵になる最初』彼の数少ない人物画の代表作ですが最も印象に残りました。又、95年ぶり発見された『日稼』や最晩年で未完の『渓流』まで日本画の巨人に相応しい又開館50周年記念にうってつけの展覧会でした。別室の『下絵と素描展』も一見価値ありです。12月1日までです。昨日の歩数7666歩 |