住友家経営の泉屋博古館から送ってきたÐМで今月から開催のギャリィートークをされるのを知り昼食後だったので2時10分前会場にはいりました。すでに20人ぐらいの人が待っていてまもなく年輩の学芸員さんが来られました。手持ちの字引きの隠遁には世事を逃れて隠れることとあるように原稿を書いたとされるパネルには世間の俗事を逃れ・・・とあり皆さんは最近流行りの「ねくら」「現実逃避」など悪いイメージを持っておられるのではないでしょうかと始められました。そして、室町時代の雪舟筆の『漁樵問答図』から・・魚釣りと木こり隠遁生活をおくる代表として2人に会話させるのはおもしろい作品と・・・次に富岡鉄斎の最晩年の作品2点彼は明治大正を生きた人間ですがこれらがずば抜けていると専門家で言われているそうです。。ほかに中国の山水画や南画茶道具・・・麗子図で有名な劉生の晩年の写生帖まで話されました。思うに隠遁決して悪いイメージでなく、悩み苦しんだ後に到達する世情に動じない心境と理解しました。5月7日までです。昨日の歩数7605歩
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