新しい京都駅になってもう20年、早いもんやなぁ・・・と思いながら美術館「えき」KYOTOに行きました。今回は昭和45年工芸で初の人間国宝に選ばれた黒田辰秋の展覧会が京都で始めて開催されています。黒田は明治37年、漆職人の息子として祇園で生まれました。若き日、陶芸家の河井寛次郎の講演に
感激した黒田は河井の民藝運動に参加、「河井先生の出会いは深縁を感じる、先生との出会いがなければ恐らく今の仕事をしていないだろう」といわしめています。茶器などの小物から「進々堂」や「河井寛次郎記念館」などの看板、志賀直哉、白洲正子、黒澤明などの依頼を受けた仕事など・・・ようやく秋を感じるようになりましたが、私の眼は早くもお正月をさしてもらいました。10月9日までです。昨日の歩数7211歩 |