金曜日の『ぶらぶら美術館』で8月に放送された東京の三井記念美術館の再放送をしてましたが、今、龍谷ミュージアムに巡回しています。ワンダーランドを字引でひくと、「不思議な国、おとぎな国」とありますが、テレビを思い出しながらワクワクしながら会場に入りました。最初は『往生要集』の原本。私は7月奈良国立博物館で平安時代に二上山で生まれた源信が44歳で書き上げた地獄を克明に描いた作品と学びましたがこれが龍谷大学図書館所蔵と知りました。続く近年鬼籍に入られた水木しげるさんのアニメ原画も現代の地獄入門書といえるでしょう。先日のテレビで「ボクも押してほしい」といっていた閻魔大王実印や歌舞伎役者が亡くなった時贔屓客が描く『死絵』やテレビで無名の僧が描いたのだろうと解説していた子供が描いたような連作も私は印象に残りました。最後にイヤホンガイドの女性落語家「天国は退屈な・・・むしろ地獄に行ってみたい!」。11月12日までです。昨日の歩数9535歩
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