夏休みもちなんで、京都国立博物館で開催されています。実は、ここには、12000を超える収蔵品があるそうですが、今回初めての試みとして企画した、とレジメにはあります。まず、象や駱駝から展示されていました、中国の唐時代、まだ日本には象やラクダが輸入されていなく動物の絵画は特に珍重されたとガイドは伝えていました。特に墨絵であまりにも有名な雪舟も中国絵画の模写で学んだとか。俵屋 宗達や伊藤若冲の『猿蟹図』のいかにも猿の意地悪そうな表情に思わず吹き出したり円山応挙の鹿の作品に鹿と紅葉、やはり秋だと納得したり、動物の干支に何故か猫が無いのは室町時代辺りまで中国や日本に入って無かったとか、神社に怖そうな獅子がある理由(わけ)や今回何故か『鳥獣戯画』が無かったのは少し残念でしたが親子ずれで必ず楽しめる美術展だと私は思いました。 |