先日開館した堂本印象美術館に行きました。立命館大前のバス停を降りると、大きな銀杏の木はすっかり黄色、秋本番の感じでした。深遠なる精神世界と副題がついた今回の展覧会、彼は明治29年生まれました。竹内栖鳳の画塾や京都市立絵画専門学校で学びます。会場に入ると昭和27年の『芍薬』や『桔梗』など花や野菜の作品を1つひとつ見ていると私の親友の西山巌さんを思っていました。小野竹喬画伯の孫弟子である西山さんいつだったか誕生日にプレゼントに貰った桔梗の色紙私の部屋に飾ってあります。徳岡は20代帝展に出品します。何度挑戦しても落選・・・ここでは大正6年の「魚市場」下絵がありました。最も落ち込んだ時期だとか。これをバネに心の眼で自然を見つめ特に戦後は決して人には真似できない神泉芸術を確立するのです。人は悩んで苦しんでコンプレックスを克服して1人前になっていくのではないでしょうか。11月25日まです。昨日の歩数3654歩
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