フランス国立クリュニー中世美術館の至宝が中之島の国立国際美術館で先月27日から開催されているので、昨日京阪で行きました。1500年ごろ制作された6面のタピスリー、織物のことですが、美しい婦人と動物の仕草から人間の「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」の五感ともう一つ第六感、人間の本来の望み結婚や愛が表現されているといいます。これらのタビストリーをじっくり見た後、作品保護のため、薄暗い照明で細部まで鑑賞できませんでしたが、巨大なレジタル画像で貴婦人やおつきの女性の表情や宝石、又小動物の細部まで改めて作品に込められた素晴らしさを再確認しました。次は、作品にでてくる動物や植物イヤホンガイドで説明をうけました。さらに服飾やベルト、ペンダントや指輪の現物に本来ラ・マルク家の婚約を祝して依頼された織物とか、愛とか恋を連想することを納得しました。中世ヨーロッパ美術の虜になったのは言うまでもありません。10月20日までです。昨日の歩数7810歩
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