高島屋に行きました。郷愁の日本風景と副題がついた川瀬展。彼は幼いころから絵を好み鏑木清方の門を叩きます。でも、すでに27歳だったため、いったんは断れますが・・・大正 7年、同門の伊東深水の『近江八景』を見て版画の魅力を見出します。会場は京都から嵐山宮津の初期の作品から始まりますが、東北の『旅みやげ』や『東京12ヶ月』など日本各地の風景を楽しみました。「昭和の広重」ともいわれ、実に600点も遺したそうです。不幸にして関東大震災でスケッチ帳など多くが焼かれますがそれ以降のスケッチ帳やいろいろな富士山は興味深いでした。出口近くの芝壇上寺の43のカットを使って版画ができるまでは、苦労をしのばれました。 明日までです。昨日の歩数10876歩 |