私も葉書を書くとき鉛筆で薄く線を引きます。
線があると字がそろいますし、どれだけの文章を入れるか目安になります。
手のご不自由な方ならよけい、線を目安に書きやすいと思います。
そのような葉書があったこと知りませんでした。
知らなかった方も多いでしょうね。
最初に読んでもらいたい文章があります。今から26年前、昭和57年12月4日に京都新聞の『窓』欄に掲載された私の投稿文で、タイトルに『はがきにすじ。身障者は重宝』と大きな活字を使って載せてもらいました。 近くの郵便局で、京都府国体準備委員会のエコー(広告)はがきを買いました。(中略)ところで、今回発行された2種類のはがきとも以前、1種類にあったように裏側にすじが印刷されていませんでした。普通の人(健常者)はどうでもいいことかも知れません。ですが、手の不自由な私は大変重宝でした。体の不自由な人には文通によるお付き合いを楽しみにされている方もかなり多いと思います。毎回発行される2種類のうち1つだけでも、今後はすじ付きにしてもらえばどんなにかうれしいでしょうか。 その後、しばらくして名前は忘れましたが郵政省の方から電話をもらい、約2年後、通常郵便局で発売されるようになりました。昨日、中京郵便局の近くに行ったとき「すじ付きはがき」があと数枚になったことを思い出し「20枚お願いします」。ところが、「廃止されたんですぅ、お年寄りの方にも人気があったんですが」。申し訳なさそうに倉庫を電話で調べてもらいましたが1枚も残っていませんでした。私自身プログ友やEメールで昔よりはがき使用が極端に減りましたが今でも6ヵ月に約20枚使用の愛用者として残念と思いながら郵便局を出ました。 |