中央信用金庫が来年創立70周年になることを記念して奇しくも画伯が画家を目指して同年代であることで、中信美術館で10月から開かれています。終期を来週に迫った昨日、府庁近くのとてもおしゃれな美術館に初めて訪れました。中に入ると1階には数人の客が作品を見入っていました。現在、89歳 の島根県出身の石本画伯、女性像を始め花、風景など、現在もアトリエで好きな音楽を流して制作に励んでいるとか、画伯の持論は『絵を描くのは、遊びだ。楽しくて仕方ない描きたいものが湧いてくる』とか。これで海外に取材に出かけ日展に連続入選でこの楽しさを1人でも多くの若者に伝えたいと。その極めつけは、『豊千代坐像』、若き日の舞妓のスケッチに今年になって着物や帯、そして半襟まで今年になって好きな色に彩色したとか。とかく芸術家は作品を生み出すのは生みの苦しみと言いますが、この歳になってここまで言えるは画伯はとてもいい人生を歩まれているのだと思いました。 |