検索して「松林図屏風」見ました!
すぐに心奪われますね!
水墨画っていいですね。やはり日本の古里って感じします。
少し話はそれるかもしれませんが、「わび、さび」の世界
大好きです。
「お茶」(茶道)の世界好きです。
昨日、国立博物館に行きました。先日まで開かれた東京では1日平均6千人の入場者とか。覚悟して行きましたが、10時半からバッチリ1時間10分並び入場を許されました。今回もガイドを借り入り口でテストをすると元NHKの松平定知アナウンサーが例の『歴史が動いた』調の声に初恋の相手と初デートの気持ちになったことは言うまでもありません。1539年、今の石川県に生まれた等伯、染物屋の長谷川家に養子に入り「信春」と名乗り仏画を中心に描いたといいます。養父母の死後、30代に妻子共に上洛しますが20年ほどほとんど表に登場しなかったそうです。その間、恐らく腕を磨いた思われます、松平氏はあの口調で話されました。やがて、信長、秀吉そして千利休の時代に才能が開花し名も等伯と改名したと言います。一時狩野派にも属していただろうと説明されましたが、先日の『美の巨人たち』の番組では確か狩野派に迫害されたと聞きましたが、、、。真相はわかりませんが、墨の魔術師と言われた等伯、マルチ絵師に一部妬みがあったのかもしれません。最後の扉の国宝『松林図屏風』は圧巻でした。霧は描かれていないのに霧がかかった松林、制作年度は分からないけれど、恐らく妻子を亡くし独りの悲しみを胸の作品だろうと、松平氏は言われました。一見の価値のある展覧会と思いました。5月9日までです。
|