静岡の呉服屋の息子として1895年、生まれ日本の伝統的な型染めをもとに独特な染色を生み出し、1956年人間国宝にも選ばれた、芹沢銈介、彼の作品に惚れ込み収集した宗廣陽助氏のコレクション展が文化博物館で始まっています。まず、芹沢が得意とした、いろは文字の着物から始まります。そして、沖縄風の染物等に続きます。そして、「春夏秋冬」をデザインした染物、暖簾屏風、明治大正からあったガラス絵を参考に芹沢独自に1958年から創り上げたとされる硝子絵、数百点とされる作品のうち会場では10点余りでしたが、まさに圧巻でした。郡上織製作者の宗廣島陽助氏が集めた芹沢ワールド、今回2階の総合展示「京の歴史」と共に十分楽しめました。6月3日までです。本日の歩数7202歩
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