アイヌの古式舞踊がユネスコ世界無形文化遺産が登録されたのを記念して北海道に引き続き京都文化博物館にやってきました。日本先住民としてのアイヌ文化、現在ロシアを中心とした博物館などには2600点の資料があるといいます。私はアイヌは全く無知なのでプログに書くのは正直無理だと思いつつイヤホンガイドをかりました。そして、小刀や衣服木工品には樺太系と北海道系の2つの流派があることを知りました。これを参考に見比べながら聴いていると飾り物や彫刻で明らかな違いが分かり面白くなってきました。さらに江戸末期から明治初期にかけて海外進出でセントルイス万国博や外国人の土産用に制作された工芸品など興味深く見ることができました。最後に日本で初公開の江戸から明治にかけて活躍したという絵師の平沢屏山の作品の数々、アイヌの世界を見ることができました。別室でビデオを観ました。現在北海道には約2万人ほどアイヌ人がおられるとか。過去、アイヌ人の国会議員もいたとか。アイヌの風習を大切にさらに日本人と仲良くと画面が訴えていました。
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