夢二生誕125年を記念して高島屋で開かれています。夢二と言うと独特の女性像を描く、ぐらいの知識しかなかった私ですが全貌がよくわかるよううまく陳列解説してました。まず、夢二芸術の原点は、16歳までいた岡山の瀬戸内の山河、やがて東京に出て大学時代に雑誌に初投稿した作品がきっかけで、創作活動に入り、大正元年には京都で展覧会を開くまでになりこれらを元に神田で店舗を開店し、この店で商う商品は、絵をあしらう便箋封筒類だけでなく、半襟、手ぬぐい浴衣はては帯のデザインも手掛け店頭に並べたため多くの女性客で賑わったといいます。その間、わずか2年の結婚生活、そして、画学生彦乃との恋、昔私の先生が恋をすると作品が変わるといわれましたが、『旅の唄』や『こたつ』などの大作もありました。晩年の昭和初期はアメリカやヨーロッパに進出しグラシッくアートの先駆者としていろいろな分野で画期的な役割をはたし、関わった作品は1万点を超えるとパネルがありました。高島屋を出てマグドで一服後、店を出ると、「商売繁盛でーー」のかけ声と威勢のいい太鼓の音そして、巫女さんや綺麗どころの一群に会いました。私のブログも4年目、文体も少しでも変われば、、、と思いつつ地下鉄に急ぎました。
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