祇園の何必館で開催中の個展に行きました。絶筆の『おぼろ月に輪舞する子供達』がいいとの知識しかありませんでしたが、彼と交流があった館長の梶川芳友氏のこの作品の想いを綴ったパネルがありました。昭和43年5月、当時20歳の氏が、東京の美術館でこの作品を観たとき何故か彼の遺書と直感した・・・その数日後、新聞で死亡記事を見ることに、偶然を超えた何かを感じると。確かにこの作品には現世と来世の道というか永遠が表現されているように感じました。美術学校洋画科を卒業しフランスに留学した山口、馬や牛、娘や愛犬の叙情的な作品の他に彼は詩人でもあったようです。この美術館には常設展として魯山人の作品も多数あります。1月26日までです。昨日は地下鉄東山で降り、本年限りで、終る古川町商店街を抜け、南座のまねきを観て隣の祇○饅頭で久し振りにしんこを2つ買い、祇園四条から帰りました。昨日の歩数10057歩 |