この春特別公開される19寺社のうち、JR発行の『西NAⅤE』を見て山科の當麻寺(たいまじ)に行ってみることにしました。山科はJRと地下鉄の乗り換え時、通るだけで大丸を横に・・初めてだと7分以上だと感じました。今回、別名山科大仏と言われる阿弥陀如来坐像と當麻曼荼羅の公開です。西山上人が1234年創建した浄土宗のお寺です。奈良にも當麻寺がありますが、ここは真言宗で、奈良の當麻曼荼羅の復興に西山上人が尽くしたことで山科にも創建されることになったそうです。実際、奈良の當麻曼荼羅は奈良時代書かれ真っ黒で判別しにくく江戸時代複写された山科の當麻曼荼羅は江戸時代と思えない鮮やかさでした。又、山科大仏の横壁や天井に描かれた浮き出たような飛天は平成24年仏師の渡邊勢山氏が奉納されたそうです。別室で『仏師の仕事展』をやっていて、彼から仏像の作品(本当は作品といわないそうです)の前で千年単位の話しを聴きました。5月10日までです。昨日の歩数8448歩 |