近代美術館で始まった展覧会、特に昨日は絹谷氏がギャラリートークされるので始まる1時間半前、会場に着きました。昭和18年、奈良猿沢池近くの料亭の息子に生まれた絹谷氏、1966年東京芸大卒業時の卒業作品の『自画像』から始まります。さらに同大学院に進みその後イタリアに留学、壁の絵から作品を写し取る
アフレスコ技法を研究し、帰国後、画家の登竜門とされる安井賞を最年少で受賞、次第に世間に注目され1998年長野冬季オリンピックの公式ポスターに採用され2014年には文化勲章を受け、来年4月に新装改装する御園座の緞帳を手掛けるなど現役の日本画家の活躍を学びました。絹谷氏のギャラリートークでは卒業作品の『自画像』の前で「これが今の私です」からユーモアたっぷりに始まりイタリア留学は実は2年の新婚旅行でして・・・美術界の裏話を・・・最後に展覧会の話しを貰って仕上げた2年間の最新作20作品の解説と本当に楽しいトークでした。10月15日までです。昨日の歩数9076歩 |