文化博物館に行きました。「文化財写真とコロタイプ複製のあゆみ」と副題がついた今回の展覧会、明治20年京都で創業した美術印刷の老舗便利堂の歴史をたどっています。会場に入ると、日本で最初の書である『日本書紀』がありました。原本は国宝で天理大学図書館所蔵ですが、続く『源氏物語』や国宝級の作品もこの会社の技術です。そして、私が最も見たかった『法隆寺金堂壁画』これは昭和24年火災により焼失しましたが、昭和10年、文部省の委託により当時カラーのない時代ガラス乾板から・・・当時の職人たちのご苦労を見ました。。45年前発掘直後に撮影された『高松塚古墳壁画』のみずみずしい姿もコロタイプで初公開されています。劣化などのため国宝の長期公開が難しい今、この会社の役割は大きいでしょう。1月28日までです。帰り現代作家写真展の素晴らしい作品を見ました。昨日の歩数7782歩
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