宇治ロータリークラブ創立20周年を記念して昨日文化センターに来られました。河野義行氏と言うと松本サリン事件の被害者でありながら、当時ほとんどオーム真理教が表に出なかったため警察、マスコミから人権侵害を受けた事で皆さんも記憶に新しいと思います。氏は当たり前の今日1日が明日もあるこんな事がもろくも崩れたのは平成6年6月27日。ここから話がはじまりました。、まだサリンの断定できない頃、一家に起こり奥さんは心肺停止、そして家族も重体の中、氏だけは比較的軽かったと言います。事件が起これば先ず家族を疑え、の鉄則どうり家宅捜索で、当時写真好きのためいくつかの現像液があり、この調整ミスで毒素が発生か? の警察発表で新聞週刊誌に書かれ、しだいに犯人に仕立て上げられたと言います。やがて、村八分みたいになり、親戚まで縁談に傷つくと。連日続く事情聴取に抗議電話に偽名手紙が数多く舞い込みそれらに逃げるのではなく真正面に取り組むことで勤務先や子供らの学校の理解や生涯の友までできたといいます。又バルサン一本でも立派な劇物になり別件逮捕の恐ろしさを話され最近、菅家さん冤罪事件もあり興味持ち聞きました。そして最後常に自分を相手の心の上に持ち恨みや不平を持たず楽しい人生を送りたいし皆さんも、、、と結ばれ大ホール割れんばかりの拍手に包まれました。
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