中国外交官だった、須磨弥吉郎が集めた中国絵画を彼の死後、遺族が国立博物館に平成も含めほぼすべての作品の寄贈を受けた作品群を中心に集めた美術展が新年から京都国立博物館で始まり昨日行ってきました。おもに19世紀から始まった第1章、日本絵画より遅れていて南画 や水墨画から入りました。私は富岡雪斎ぐらいしか知りませんでしたが、身近な手本として、日本、東京美術学校で竹内栖鳳や山元春挙などに水の流れや光線の描き方を学びます。さらに、西洋の油絵も挑戦しルノアールの立体感も作品に出しますが残念ながら中国の油絵はあまり売れないので殆んど水墨画も描ける画家と言われていたそうです。須磨は自分と妻の画像を無名の画家に描かせ画家の育成も尽力したそうです。私は全く画家の名前を知らないけれど上海博物館などの協力で実現したこの展覧会、本当に良かったですよ。2月26日です。 |