今日の午前中に鑑賞してきました。
この人の特色は独特の目線と柔らかな細密画です。
手慣れた水彩画はきれいですが、それだけの感じでした。
しかし楽しませてもらいました。
産経新聞で昨年5月から月1度連載されている安野光雅氏の絵と文の『洛中洛外』にちなんだ安野光雅の全貌を紹介する展覧会が高島屋で開かれています。大正末期津和野に生まれた安野は美術教師の傍ら出版関係の仕事も携わり1968年処女作の絵本『ふしぎなえ』を発表します。その後、風景画、歴史画装丁エッセイなど数多くの作品を創作し絵本のノーベル賞と言われる国際アンゼルセン賞など世界に認められたといいます。ここでは『洛中洛外』の原画の法輪寺、平等院、祇園祭などとその文。又、『奈良』や『明日香村』『日本の原風景』『旅の絵本中国編』『野の花』など、各コーナーに分かれレジメによると約120点あるそうです。2001年3月には故郷津和野に町立安野光雅美術館が開館し、3000点も作品が収蔵されてるそうです。最後のコーナーではビデオに小京都津和野が映し出されていました。実はいとこの親戚が津和野にもあり、よくお土産に風呂敷饅頭をもらいました。私も津和野に行ってみたいと改めて思いました。3月19日までです。
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