こはたノたかしさん
シャガール展2012(京都文化博物館)始まりましたね。
丁寧なご紹介を頂きありがとうございます。
人気の「散歩」や「街の上で」を観れると思うとわくわくします。
秋の美術シーズンたけなわで万歩計も数値が上がりそうですね。
「真の芸術は愛にあるのです」の副題がついたシャガール展が今年も文化博物館で始まりました。鰊問屋に勤める父親と小さな食料品屋を営む母親の間からロシアで生まれ今年で生誕125年を記念した企画でもあるとか、97歳の長命だった彼の死を新聞の一面で知ったことをかすかに記憶しています。熱心なユダヤ教信者であった彼の初期の作品のうち、私は『窓からの眺めブィテフスク』が印象に残りました。近景の置物そして、遠く眺める風景はさすがと思いました。そして、依頼を受けた大きな仕事、国立ユダヤ劇場壁面を観たあと、メーインである宝石店の娘、ベラとの結婚にうつります。浮遊する男女、愛を表すマーガレットの花等の作品を見ます。でも、残念ながら、ベラは病死します。60代に再婚しますがいつも心にべラがいることが作品をみてわかりました。晩年の『ダフニンとクロエ』事情があって山羊と羊に育てられた男の子と女の子の古代の神話の連作、最初全く意識せずに付き合う2人、やがて、お互いにいい家柄の子だと判明し・・・・イアホンガイドを聴いていると全くモテなかったけど武者小路実篤をほぼすべて読破した学生時代を思い出しました。恋愛小説1冊より面白い今回の展覧会ですよ。11月25日までです。昨日の歩数8610歩 |