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母が私に与えてくれた最も大きいものは教育を受けさしてくれたことでしょう。今はどんな重度の障害者でも義務教育を受ける権利がある、との立場から訪問教師制度もあるらしいですが、私が就学年を迎えた昭和32、3年は全く違いました。「こんな子は難しい勉強なんて理解できる訳がない」「こんな子が我が家にいるのは世間様に恥ずかしい」。こんな今では考えられない理由で「就学免除」の言葉がありました。母はこんなときでも、違いました。それには宇治小学校の当時まだ若きT校長の出会いがありました。「お母さんが送り迎え、給食トイレなどを面倒見るならお子さんをう … [続きを読む] |
母の死から13日で1と月を迎えます。今、自立支援センターの課長さんがヘルパーさんの支援時間が36時間から56時間になる書類を取りにきて市役所に持っていかれました。この1ヵ月お世話になったお医者さんを始め多くのお世話になった人たちの手紙を書きました。市役所の変更手続きや郵便局銀行などは姉の夫が書くことなので、手伝ってくれますが相続などでまだまだ大変です。でも、、最後までやってくれると約束してくれました。しかし、忌明けの3月、納骨の4月はもう人に頼らず独りでやるべきと言われました。少しショックだったのは事実ですが真に自立した姿を母 … [続きを読む] |
昨日の『朝日』の生活面に、大切な人を亡くした時に経験すること、の特集が載っていました。悲観の末「うつでは」と病院に行ったり時間が動くと感じるまで3,4年もかかる人も少なくないとでてました。私の場合、夜10時のニュース番組を見てスポーツに切り替わる30分ごろテレビを止め、火の始末のあと、寝室に行きます。寝巻きは夕飯の片づけの後やるので上だけ脱いでそのまま普通に寝られます。私が思うに、故人がこの世にやり残した場合、遺された者は鬱みたいな影響が出ますが母のようにこの世でやることはすべてやり天寿を全うしたものは生きている私にもさして影響がない … [続きを読む] |
1月13日、午後6時31分、母大橋きみ子は胃がんのため、私ら最も親しくしていたものに見守られ静かに八十八歳の生涯を閉じました。そして、15日、珍しいぐらいの晴天と親しくしていた人たちに見送られながら天国に旅立ちました。重度障害の私を多少多めですが1人前に育て上げ満足して逝ったと息子として、思います。母の最期から見送りまで有難う、この「言葉」を何回言ったでしょう。日本で最も美しいことば、「ありがとう」。この言葉を胸に善意に囲まれながらこの地で私の余生を歩いて行きたいと思います。なお、私独りになりましたことでもあり、香典ご供物など、固くお断り … [続きを読む] |
江戸時代の感動がベルギーから里帰り、と銘打って京都高島屋で開かれています。日本初公開作品を含む、写楽、歌麿、北斎などの絵師の作品150点の催しです。確かに『冨嶽三十六景』など浮世絵ですのでなじみの作品も何点かありましたが、圧巻は世界でただ一つとされる写楽のペアの作品、案の定、人垣ができていました。そして、作品群が鮮明だったように思います。一点一点、楽しく鑑賞しました。私のボランティア時代を知る仲間は「マスター大丈夫かな」。心配してくれてる人もあるかも知れませんが、私はたまにすきなことをしてストレスを解消をしております。それぞれ … [続きを読む] |
落語家さんがパーソナリティを務めるラジオの帯番組を聞いているうち、ついうとうと、8時半が回っていたころ、いとこの仕事用の軽トラックの音がしました。「お早う、やっぱり寝てたなぁ」。かたちだけの新年の挨拶の後「いまできたとこやし、コタツに置いとくでぇ」。急いで着替えて小さな重箱を覗くとアツアツの料理が詰まっていました。それに年末にヘルパーさんが作ってくれた白みそ汁に焼き餅を入れ正月気分を味わいました。今年は年賀状が早い目に来たので後始末もそこそこに病院に行く準備をしました。母は医者の勧めでおもゆやプリンなども少しですが食べられ年賀 … [続きを読む] |
今年もあと、数日になり私の自立生活もヘルパーさんの力を借り、いとこや多くの善意に囲まれて順調に生活しています。昨日、昨年ポスタルクラブで書いた(現o-takashi123.cocolog-nifty.com/blog/)『大晦日』を読み返してみました。元気な母とスーパーへ正月の買い出しの模様を書いたのですが、とても懐かしく読みました。今では点滴のみですが、意識はしっかりしているので色々さしずしてくれます。今朝今年の放送分が終わりましたが、テレビ小説『だんだん』をご覧の人もあるかも知れませんが始めのテーマ音楽、「この世はすべて見えぬ糸で結ばれている」。あのフレーズ私は大好きです。 … [続きを読む] |
12月も早半ばですが、初めての更新です。実は、母が先日病気の再発と夜のトイレなどが困難になったため、本人も納得し醍醐の武田に入院しました。88歳の母、重度の障害者の私を1人前に育て上げ(少したよりないですが)郵貯クラブからご覧のみなさんもご存じのように決して優等生ではなかった私の生き方、昨夜の最終回に篤姫が言ったようにすべての人間は使命を帯びて生まれてきた、それに少し私が付け加えると神様は不公平はないと思います。これからも多くの善意に囲まれて楽しい自立生活を味わいたいと思います。 |
南座のまねきも上がり、早くも街では年末モードになってきました。昨日、同じ信仰のJRに勤める高校時代からの友達が「今、帰りやけど、買うてきたでぇ」。聖地の出版社が発行している日記帳、悩み多きお願いだけの昔は月1通っていましたが、今はお礼だけですので、年に何度しか行かないので発売日前後に行く彼に代金を託します。実はこの日記帳、30年以上愛用しています。又、取引のある銀行やお米屋さんなどからカレンダーをもってこられる頃ですが先日の新聞に書いてあったようにお気に入りのカレンダーを買います。着物の好きな私は茶の間用に女優さんの着物姿を、 … [続きを読む] |
今日の朝刊の一面に三洋電機の洗濯機が4度目のリコールをした、と載っていました。3度の修理後に乾燥機が発火住宅が半焼する事故があったとメーカーが発表したとあります。これを読み、我が家の10日ほど前の体験談を書きます。毎朝ドサァと入るチラシ、近くのスーパーなど必要分のあと、1枚ひげ掃除分として適当に残します。朝食後、その日もそれを握って2階に頭をしに上がりました。そのチラシはナショナルの製品を探していますと書かれ冷蔵庫やレンジなどと共に衣類乾燥機の写真もありました。実は平成11年ごろ父の介護のため連日汚れ物が冬でとても洗濯物と追いつかなく … [続きを読む] |
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