国立博物館で先週から始まっている展覧会に行きました。旧熊本藩主であった細川家、第16代当主の護立によって東京目白に設立された永青文庫、約8万点を超えるコレクションといえる取集をかかえる現在の理事長は第18代当主である元首相の細川護熈氏といいます。彼は現在、陶芸家としてもしられていますが、幼少の頃は藝術に興味がなく今の自分なら祖父と話しが弾んだとだろうとガイドでふりかえっておられました。細川家の初代は藤孝ですが、息子忠興が明智光秀の娘と結婚し細川ガラシャはキリストネームであることもお恥ずかしながら初めて知りました。そして、信長秀吉徳川との付き合いで関ヶ原の戦いを味方し九州に広大な土地が貰えたこともよく理解できました。永青文庫を創った護立は身体が弱かったけれど白隠の書物で元気になれたのをきっかけに彼の作品を約千点も収集したり日本画家の安井曾太郎を自宅に呼んで作品を創らせた話しなど本当に面白かったです。でも、高校の日本史もう少し真面目に勉強しとけばと「後悔」もしました。
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