何てピュアな詩・・・
感服です。
4年前、笠岡で絵画の個展をされ、私も行かせてもらったhttp://www.sns.ochatt.jp/modules/d/diary_view.phtml…=&l=30 西山巌さんから『絵と文芸作品集』が送られてきました。私と同じ言語障害がある脳性まひ。それで、他人(ひと)を感動さす日本画を制作するとは私などおよびにつかない努力をされたのと思います。又私のように、一生懸命話しているだけなのに怒鳴っているとうけとらえたかもしれません。、特に、思春期の苦しみは経験が無ければ分からないと思います。これらを乗り越えたとき、不思議に善意に囲まれ守護霊にも守られるのではないでしょうか。平成に入って障害の進行と同時に始めた文芸の多くの恋の作品に西山さんの心の余裕を感じどんな重度の障害者でも必ず『幸せ』になれると証明する一冊だと思います。一編西山さんの詩を紹介させてください。 『あなたがくれた宝物』 たった十日の実習生 あの別れの日春の午後 あなたは涙をくれました どんな物より美しく 胸の奥のポケットで いつも変わらず輝いて 淋しい時にのぞいてる 五年ほど過ぎ秋の日に 届いたはがきの写真には ウエディングドレスを着たあなた 遠くにはなれて行ったけど 胸の奥のポケットで 貰った涙は今もなお 輝きつづけ美しい 一生大事な宝物 |