このコンサートに友の会会員として招待を受け昨日みやこめっせに行ってきました。演目はスュトクハウゼンの「グルッペン」とジョンケージの「30の小品」。先日案内を貰った時、「グルッペン」は「30の小品」を挟んで2回演奏します。常任指揮者が今回3人、会場が勧業館、正直意味がもう1つ・・・。会場に入って理解できました。グルッペンはドイツ語でグループのこと、広上淳一氏、高関健氏、下野竜也氏がそれぞれに演奏しどのようにお互いに融合し溶け込んでいくのかお楽しみくださいとあり、舞台配置の複雑のため、10年ほど前サントリーホールで聴いたことがあると、もちろん京都では初めて、東京から通の方が何人か来られたと聞いていますとプレトークで話され、グルッペンはどうぞ座席の移動で音の違いを体感してくださいと結ばれました。私は会場に着いたのが開演前だったため後ろの席だったため、あまり感動はなかったですが2回目は一番まえの真ん中がとれました。「30の小品」は広上氏の2人の若手指揮者で5つのグループで壮大でした。終了後の交流会で広上氏は言われました。「5人がお互い尊敬しあっているからこそこのコンサートは成功したのです」と。
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