今さっき国立近代美術館から帰ってきました。先日来、ポスターの予告でこの表題がもうひとつ理解できませんでしたが、ようやくわかったように思います。明治18年4月、京都新聞の前身『日出新聞』が創刊号で伝えた琵琶湖疎水工事の着工から始まりやがて、田村宗立や浅井忠など西洋画の普及、そして、平安遷都1100年に岡崎に勧業博覧会が開催され、同時に建立された平安神宮に大鳥居を新聞社が寄贈したり岡崎と京都新聞の縁は深いこと更に七宝工芸など映画産業まで新聞につきものの広告発展は五木寛之に『大阪の宗教、京都の前衛』と言わしめたほど京都は稀に見るモダンで一歩進んだ都市であることをうまく表現されていました。
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