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近代美術館に行きました。明治に入って政治経済が東京に移され京都が衰退し始めたころ明治6年ウイーンで万国博覧会へ正式参加が決定され府立の画学校が開校し急速に芸術の高まりが生まれました。日本画家では竹内栖鳳や今尾景年・・無知な私はこれぐらいしかでしたが望月玉泉の『宇治川上流之真景図』が印象に残りました。又、着物の下絵、丸帯の原画も素晴らしいでした。工芸では大型花瓶七宝大皿など世界に誇れる技術をみました。明治元年が1868年ですので明治100年がメキシコオリンピックのころです。つい先日に思えますが・・・複雑な気分の私です。5月20日 … [続きを読む] |
昭和41年開館した堂本印象美術館、建物の老朽化により昨年1年かけてリニューアル工事がこのほど終わり春分の日にこけら落とししたので表玄関は彼の設計どうりの風情を残したまままだペンキの香りをした入口からはいりました。今回に相応しい作品は彼の29歳の『調鞠図』中国取材の末描いた作品、帝展入選で永青文庫買上げのため、26年ぶりの展示とか、又、最晩年に最高裁判所の依頼で製作した11メートルの『豊雲』会議室の作品。素晴らしいでした。私は昭和50年死の直前に描いた『善導』死を悟った印象訴えるものがあり心惹かれました。他に開館記念に描いた10 … [続きを読む] |
昨日コンサートホールの演奏会、演目はロッシーニ歌劇『ウィリアムテル序曲』、ドヴォルザーク『チェロ協奏曲』そして、ラヴェルの『ボレロ』など3曲でした。指揮はイタリア人のジャンルイジジェルメッティ氏テェロは同じくイタリア人のルィジピオヴァノ氏、おなじみのウィリアムテルとボレロそして今回1710年製のチェロの音色を大いに楽しみました。そして、アンコールのルィジ氏の歌唱入りのイタリアの子守唄は最高でした。お昼を兼ねた植物園、紅梅白梅に迎えられました。もうチューリップがとてもきれいで芝生ではお弁当を広げたりボール遊びする家族ずれが見受けま … [続きを読む] |
ようやく春を感じるようになった午前、イズミヤ歩道横で3つ咲いているのをみつけました。ところで、皆さんは「念ずれば花ひらく」の言葉をご存知の人が多いと思います。そう、詩人の坂村真民さんです。真民さんが最も好きで強い花の「神様の手紙」として作品の中にタンポポが登場します。真民さんは詩人活動の他に全国の悩める人で返信用封筒を送ってきた詩縁の人2000余に毎月無料で20年以上続けられました。『詩国』というB4の新聞に詩25編と随筆が掲載されていました。真民さんは毎朝午前3時に起床し、神様に感謝し、作詩されるのが日課でした。私は昭和59年1月 … [続きを読む] |
泉屋博古館から案内を貰ったので行きました。副題に「千宗旦から松平不味まで江戸時代の茶人の書とともに」とあります。『二条城行幸図屛風』が書かれた江戸時代前期後水尾天皇の頃徳川3代将軍家光あたりから茶道が盛んに普及しました。住友家所蔵品の膨大な作品のうち、茶入れ、香炉釜が陳列されていました。茶道家は堀内家など俳人が多く茶と書の結びつきを納得しました。現在でも茶道は盛んです。恐らく相手をもてなす「間」「心」など学べるからでしょう。ここで茶舗をしていたエピソードをひとつ夏場はお抹茶はあまり売れません、真夏でも定期的に買いに来られた白髪 … [続きを読む] |
平成10年3月に開館した細見美術館20周年を迎えて記念の展覧会が開かれています。実はここは、足の不自由な私は移動が困難なのであまり行かないので第一弾の若冲はパスしましたが江戸琳派の2人に初日に行ってみることにしました。酒井抱一の花と鈴木基一の鳥はあまりにも有名ですが、2人の作品が弟子孫弟子も含めて四季別に陳列されていました。まさに琳派作品所蔵全国一と自負するここだからこその企画と思いました。確かに見た作品もありましたが「雪に遊び春を待つ」では雪を表現するのをまわりに薄墨を塗ることで紙の白さで雪を表現する「隈手法}の琳派を学びました。い … [続きを読む] |
黄檗のローソン前の喫茶店であきこさんたち3人のお仲間が毎月第3金曜に開催しているコンサート、パンフには「生演奏を聞きながらかふぇでお過ごしになりませんか」。いつも美しい音色のipad演奏を聴かせてくれるあきこさんをはじめ3人ともギターなど得意な演奏をされるのですがもう1人ゲストとして招かれるらしいですが2月のゲストはうさきょんのギターの弾き語りと知り金曜のヘルパーさんも午前中に仕事を終えられるので行ってみることにしました。3人の弾き語りも2年毎月されているので素晴らしい話術でした。さて、最後の30分うさきょんさんのギター弾き語り。 … [続きを読む] |
月曜日仏壇上のピラピラの1つが取れてしまったので外してもらうと「ガシャン」。城陽の誠○堂に電話してもらうと20年たつとどうしても劣化するらしい。この仏壇屋さん、平成12年父の死後欠かさず年賀状と暑中見舞いを受け取ります。さっき担当の山本さんが来られました。「修理もできますが、これの方が安いので新品を・・・端数取って5000円で結構です」。「いつもはがきありがとう。結婚もせずに10年独り暮らしやけど、 楽しくやってるんや、げしさんお元気?」。「げしは今年54になりますが元気に働いています。きれいなお仏壇ですね」。「2月に一度やけど … [続きを読む] |
崇高を極めた風景画の傑作が京都にの副題がついて半年以上前から文化博物館の前宣伝があったターナー展に初日に行きました。1775年ロンドン生まれのターナーは20代でイギリス美術の権威ロイヤルアカデミーの正会員になり、イギリスで最も偉大な画家だあり、風景画において独創的な描き方と言われています。ここでは「風景」「海景」「古代イタリア」「山岳」の4つの章に分かれ随所に詩集表紙原画がありました。私のおすすめは『風下側の海岸にいる漁師たち時化模様』。他に素晴らしい作品が書ききれない・・・最後のコーナーではターナーの版画を・・・800点ほど … [続きを読む] |
紅葉のころに何度も行った東福寺、そこにある日本最古で最大の禅堂と初公開される経蔵が冬の旅ということで行ってみることにしました。まず禅堂に案内され、ガイドの方が東福寺の歴史について話されました。ここは臨済宗派のお寺で鎌倉時代関白九条道家が奈良の名刹東大寺のように大きく興福寺のように隆盛を極めるようになずけたと。消失前は東大寺より少し大きな大仏があったそうで現存する手のみ今年は3月15日に公開されるそうです。さて、禅堂は重文で平安時代建てられました。別名「選佛場」というそうで306期の管主さんの揮毫があり正面には文殊菩薩のお坊さん … [続きを読む] |
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