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文化博物館で暮れから始まっている展覧会に行きました。福知山生まれの佐藤、学校入学式前日両親が亡くなっていることを知らされます。そのせいか、故郷の自然に触れ、これらを描く事に目覚めます。18歳になり、上京、児玉希望門を叩きます。ここで、花なら生花、鋏でパチンの瞬間を作品に込めることの難しさを学びます。10年の研鑽の後、福島の川で牡丹の写生が時期が早く・・代わりに描いた『かすみ網』が新文展に入賞、続いて『清韻』が日展に・・・叙情的な作品の数々、私は、若き日に歩いた九十九里海岸を壮年期再び訪れ描いたという『潮騒』が最も好きです。そし … [続きを読む] |
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。さっき帰ってきました。「信仰している者が八幡さんかぁ」。教会の娘の友達に言われたことがありますが、我が家はもともと男山。父に肩ぐるまやバンドを持ってもらい登ったお山、姉とケーブルでお参りした想い出がいっぱいあります。毎年必ず初詣でしていた八幡さん、やがて、父が具合が悪くなり、約7年前の3月ごろ、「お山の上は行かれれんわぁ、城南宮や御香宮は行きやいしなぁ、、神矢を返しといでぇ」。母のつかいで、黄色くなった矢を持って行きました。考えてみると正月の八幡は平成の初め以来です … [続きを読む] |
平成19年5月4日、言語障害の自己表現で郵貯クラブで始めたブログも本年最終の更新となりました。コメントや必ず目をとうしてくれるお茶っとのみんなはもちろん、何年も会っていない年賀状の友も下手な文章を何人か見てくれてることがわかり感謝のひと言です。来春、独りぐらしになり5年目になります。でも、自分が生かされることを実感しています。信仰している人達は、他人(ひと)を幸せにしなさい、よく言われました。若い時は「自分が不幸なのに何故?」正直悩みました。私はたいしたことはできなかったけど、小さな人の喜ぶことをさせてもらったことが晩年の自分自身 … [続きを読む] |
昨日、宇治日和でありました。枕草子の原作者清少納言にちなんで宇治で4回開催されたコンサート残念ながら夏と秋は行けなかったけど「冬の章」には行くことが出来ました。会場には「7」さんや晶子さんなどお茶っとメンバー等で満員、クリスマスの飾り付けもバッチリでした。『フジヤマレコード社歌』からスタート、続いて、清少納言作詞の四季の歌に移り、大仏さん作詞の『おかえりなさいの夕焼け』等三部作、いや、四部も五部も・・・。『宇治日和の歌』のあとは、みんなでイェイの合唱も・・・本当に3つや4つ若返りましたよ。会場には1時間ほど前に着いたので宇治神 … [続きを読む] |
祇園の何必館で開催中の個展に行きました。絶筆の『おぼろ月に輪舞する子供達』がいいとの知識しかありませんでしたが、彼と交流があった館長の梶川芳友氏のこの作品の想いを綴ったパネルがありました。昭和43年5月、当時20歳の氏が、東京の美術館でこの作品を観たとき何故か彼の遺書と直感した・・・その数日後、新聞で死亡記事を見ることに、偶然を超えた何かを感じると。確かにこの作品には現世と来世の道というか永遠が表現されているように感じました。美術学校洋画科を卒業しフランスに留学した山口、馬や牛、娘や愛犬の叙情的な作品の他に彼は詩人でもあったよ … [続きを読む] |
夏目漱石が不愉快な画風と酷評したため名声を高めたとされる彼の回顧展が泉屋博古館で開かれていると金曜の『朝日』で見たので昨日行ってきました。円山四条派の今尾景年に学び当初彼は戦画を得意としたため、初期の作品『剣の舞』から始まり師も暖かく見守ったとパネルにありました。そして、才能を開花させた彼は人物画や花鳥画で大観や栖鳳に並ぶ画家として帝展の審査員として多忙な生活を送ります。でも、50歳ごろから画壇と距離をおき、自宅で読書三昧で作品も南画風に変化していくことが私にもわかりました。会場では500冊のスケッチ帳の1部も展示されていて福 … [続きを読む] |
昨日、コンサーホールであった演奏会、今回はショスターヴィチの祝典序曲とチェロ協奏曲そして、シューマンの交響曲の3曲でした。指揮は常任指揮者の広上淳一氏、ショスターヴィチの協奏曲はあまり演奏しないけれど、シューマンは彼の尊敬する作曲家、1990年代欧州留学中、お手本にして学んだと「プレトーク」で話されました。彼のいつもの踊るように又、楽しむように振る指揮棒は今回送られてきた10番目の一番端の席は私まで楽しくさせてくれました。終演後の「レレプション」では今まで11か月連続チケット完売でしたが、今回6枚だけ…冷や冷やでしたが、直前・ … [続きを読む] |
あと1週間に迫った藤田嗣治の展覧会に昨日行ってきました。会場に入ると彼の処女作とされる『にわとりとたまご』を見ることに・・わずか14歳の作品とか。そして、1913年前年結婚した妻とみを残して単身パリに画家の修行に、パリでは生活に溶け込み芸術家として大成しますが、第1次大戦などで、とみと離婚します。彼の作品は風景、花、裸体などどれも良かったけど2番目の妻ゆきのために描いたプライベート作品『・・・風に』が印象に残りました。レンブラント、ルノワール、ルオーなど20数名風に描いた表に出さない小品、彼の才能を改めて感じました。伊勢丹を出 … [続きを読む] |
先日の『市政だより』を見て、早や昼後、行ってきました。JRを降りると運よく、振り袖姿のお嬢さん10名によるパフォーマンスが始まるとこでした。これは、「京小町踊り子隊」と言って370年前、京の町娘が徳川家光が来られた時、歓迎の意味で踊ったことが起源だそうで、着物、それも長い袂の動きにくいのに、あれだけ動けるのか驚き、楽しみました。宇治橋通りには、多くのテント店が並び沢山のお茶屋さんが接待をされていましたが、私は平成9年まで21年間お茶を仕入れた辻○一本店に、事務所に案内され、社長さんや懐かしい顔に挨拶し、グリンティを飲んで何も買 … [続きを読む] |
天皇陛下傘寿、近代美術館開館50周年そして、宮内庁三の丸尚蔵館20周年とおめでたいことが重なった今年、皇室と縁がある京都で美術展が始まりました。会場に入ると、まず、明治21年にできた明治宮殿の装飾から、贅をこらした綴れ織りの壁掛けや高炉等、明治宮殿は戦災しますが、遺った作品・・に宮殿の豪華さを想いをはせました。第2章から、菊螺鈿棚、制作に何年もかかったとか、又博覧会宮内庁買い上げの作品土田麦僊の『罌粟』と・・・、又、ご結婚や即位等、三菱家などからのお祝いの屏風など、今回、後期展も含めてすべて見られるそうです。横山大観、竹内栖鳳らそ … [続きを読む] |
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